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コラム

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  • 齋藤薫のボディコンシェルジュ
  • Vol.04

自分の体を見られないのは自分だけ。だからこそ姿見に、毎日毎日、自分の体を映し出す

Vol.04

自分の体を見られないのは自分だけ。
だからこそ姿見に、毎日毎日、自分の体を映し出す

改めて鏡の大切さに気づきたい。自分自身を見られるのは鏡だけなのだから

自分を見られないのは、世界中で自分だけ……
そんな言葉がある。神様は、私たちになんと皮肉な運命を与えたのだろう。
日ごろは忘れているけれど、自分の姿を見ることができないって、考えたらとても怖いこと。
顔はもちろん、髪型も、全身のシルエットも、後ろ姿も……自分には見えないのに、他人には見られている。その矛盾を時々でも思い出すべきなのかもしれない。

当たり前だけれど、だからこそ頼りになるのは鏡だけ。自分で自分を見られるのはこの世の中で鏡だけ。だからここで改めて、鏡の大切さを思い出して欲しいのだ。
太古の昔、鏡がなかった時代はそれこそ水面に姿を映していた。ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスが、湖面に映る自分の姿に恋い焦がれ、やがては水仙になってしまうという神話が「ナルシスト」の語源になったのは有名な話、鏡がなければ自分の姿を愛することすらできないのが人間なのだ。美と鏡は一緒に進化してきたものと言っていいのである。
だから聞きたい、家には一体何枚の鏡があるのだろうか。
上半身が入る大きな鏡はあるだろうか。そして何より姿見はあるだろうか。

ブリジット・バルドーが日常生活を裸で過ごした理由

コケティッシュな美しさとともに、グラマラスなプロポーションで一世を風靡、マリリン・モンローと世界の人気を2分したと言われたブリジット・バルドーは、18歳で結婚した映画監督ロジェ・バディムに、女性としての美しさを引き出されたと言われる。

それも鏡だらけの家で、夫は妻を裸で過ごさせたと言うのである。
自分の全身を、しかも裸の体を、常に鏡に映していることで、体の隅々にまで神経を行き届かせるため。身のこなしのひとつひとつ、所作のひとつひとつに、意識を込めるため。そして自分が美しいことを、あらゆる瞬間自覚するため。

かくして結婚から4年目、この夫の監督による「素直な悪女」で、ブリジット・バルドーは女優としての人気を不動のものとする。この映画でのブリジット・バルドーは、確かに動きの全てがなまめかしく、その肢体は溢れんばかりの官能美に満ちていた。
もともとバレリーナであったブリジット・バルドーは、鏡に体を映すことにば慣れていたはずだけれど、それでも日常の暮らしにおいて一挙手一投足を鏡に映しだし、自らの目で確認することの効果は、きっと果てしないものがあるのだろう。
そんなふうに自分を見る事は多くの人が永遠にないわけだから。

ましてや鏡張りの部屋は、最低でも2面あるいは3面の壁が大きな鏡になっていたはずで、後ろ姿までを丁寧に映し出す。人間後ろ姿を見ることは、ほとんどないと言っていいほど稀有な事。
なぜならば、一面の鏡には後ろ姿は映らない。二面でもやっと。いわゆるフィッティングルームのように三面が鏡でないと、真後ろの姿は見られない。そんなシチュエーションは、人はほとんど自分の後ろ姿を知らずに生きているのである。

しかしブリジット・バルドーは、自分の裸の後ろ姿を見ていた。これは立ち姿にせよ、歩き方にせよ、かがみかたにせよ、どれだけ身のこなしを美しく磨いたかわからない。どれだけ全身のプロポーションを美しくしたかわからない。大胆すぎる方法だけれど、とても理にかなっている。何をおいても自分の体の形を知り、自分の体の動きを知ることが、自分のプロポーションづくりの大前提なのだから。
まずは、家に姿見を置いて欲しい。できれば2枚。服を着る時も、そして脱ぐ時も、自分の姿を見て欲しい。もちろんコーディネートを正しく整えることにもつながるが、服の脱ぎ着は、ある意味最も女性らしい仕草を要求されるとも言われる。それを見て欲しいのだ。

進化した補整下着をつけて鏡の前で自分の体をデザインしてみる

そしてまた、下着姿をこそきちんと見て欲しい。言うまでもなく、進化した補整下着をつけた時は、自分のプロポーションがどこまで整っているか、それをサイジングだけでなく、その形を日々自分の目で確かめることが、とても重要なプロポーションづくりのプロセスだからである。

じつは鏡にも、ナチュラルリフトとも言える視覚によるリフト効果があるといわれる。
何日か鏡を見ないでいると“顔だちが緩んでくる”という説がもっぱら。これは裏を返せば、毎日毎日、コンスタントに鏡を見続けることで、昨日の顔の記憶を無意識に、今日の顔になぞらせているからである。
プロポーションでも同じ。毎日毎日コンスタントに姿見を見て、自分の体型を見守り続けることが、ナチュラルなリフトアップになるということに気づいて欲しい。昨日よりどこに肉がついているかを厳しい目でチェックすることが、余分な贅肉を許さない無意識の意識が働いて、いつの間にか体を引き締めていくのである。
そしてまた、どんな身のこなしが自分の体を1番美しく見せるのか、それも詳細に確かめて欲しい。同じプロポーションでも、姿勢と立ち姿、足の表情によって、形の美しさが明らかに変わってくる。プロボーションは自分でデザインするもの。自分が形作るものなのだ。

一番美しい体型を探し出すために、無理なく心地よく理想の体を形作ってくれる進化系の補整下着が生まれたわけで、それもプロポーションのデザイン。今や、体は思い通りに作れるのである。
そう、だから私たち女性は、小さな羞恥心から、どうしても裸の体から目をそらしてしまいがち。でもきっと進化系の補整下着で体を作り始め、食事や日々の心がけでサポートしながらプロポーションづくりを始めると、自分の体の変化に日々気づくことになる。それを決して見逃さないで。体型は思った以上に柔軟に形を変えて、美しく整っていく。その瞬間瞬間をどうか見逃さないで欲しいのだ。

変化の過程を見続けることで、きっと自信が生まれてくる。これは単なる偶然ではない。紛れもなく自分の力で作った体なのだと確信できるから。その確信が、自信に変わり、そしてさらなる美しさに変わる。

美容ジャーナリスト/エッセイスト 齋藤薫

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『大人の女よ!もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

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