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  • 齋藤薫のボディコンシェルジュ
  • Vol.09

ジムに通わなくたっていい 気が向いた時だけ家でちょこちょこ、気まぐれエクササイズが効く!

Vol.09

ジムに通わなくたっていい
気が向いた時だけ家でちょこちょこ、気まぐれエクササイズが効く!

じつは、ジムに通わなくたっていい?

誰もがなんとなく不安。もっときちんとやらなければ。でも面倒、でも続かない……それが大人のエクササイズなのではないだろうか。「痩せたい」という願望と、「ちゃんと体を鍛えなければ」という焦り、「そもそもが運動不足」という後ろめたさ、いろんな不安が一緒くたになって、いつも心にひっかかっているはずなのだ。

私自身もそう。いつもいつも心に重しが乗っている。過去に何度か、ジムに通ったことがあったけれど、長くは続かなかった。ようやく良いジムを見つけてそこそこ長く続いていたのに、結局コロナ禍に入り、行かなくなってしまってからもう2年半、再開しても良いのに、何だか腰がとても重い。できるなら、楽をして痩せたい。どこかでずっとそういう思いがあるからこそ続かないのだろう。何か方法があるはずと思うから。

しかし最近になって、そういうものぐさな自分にとっても、非常にありがたい説が浮上してきている。それは結論から言って、ジムに通うのはマストではない。家で、自分で充分できる。しかも週に何回、何時間というルールを作らなくても良いという説。言うならば、当たり前の日常生活の中で、思いついた時にほんの数分、適当にやればいいという、理想的な提案なのだ。

特にジムに行かなくても良いと言うのは、例えばレッグプレスやエアロバイクといったマシンがなくても、家で1人で行う体操でも十分に効果を出せるということ。以前通っていたジムのトレーナーも、こう言っていた。「特に筋肉をしっかりつけたいのでなければ、おうち体操で充分ですよ。」これまでジム通いがどうしても続かないことを気に病んでいただけに、心からほっとした。

気が向いたときにほんの少しだけ、だから続く。

でも、さらに気が楽になったのは、日常の中でちょこちょこちょこちょこ、気が向いた時にほんの少しだけやる、それを続けるだけで良いという、これまでの考え方とは真逆の提案だからである。

もちろん闇雲に何をやってもいいと言うわけではないけれど、効果的なエクササイズを最小限に取り入れれば、体が十分に鍛えられ、そして痩せられる。極めて効率の良い、そして心に負担がかからないエクササイズがあることを知るだけでも、なんだか未来が明るくなるはずなのだ。

このホームページのコラム(美ットネスクラブ)にもあるように、筋膜剥がしや、肩甲骨のばしケアなども極めて効果的だけれども、実践してみて最も効果的だったのが、やはり開脚スクワット。通常のスクワットよりももっと足を開げて、ゆっくりと5秒かけて腰を下ろして2秒キープ、計7秒後に元に戻す、これを10回繰り返すだけの、慣れてしまうとむしろ楽なゆったりスクワット。

言うまでもなく、腰を上げ下げするスクワットは、全身の7割を占める下半身の筋肉をすべて使うため、これだけで基礎代謝が上がり、太りにくい、体脂肪のつきにくい体ができあがるのだ。曲げた膝の膝頭が、つま先より先に出ないようにするのがスクワットの決め手だけれど、このルールを守るだけでしっかりと体幹がついてくるのも嬉しい特徴。

特に足を大きく開く開脚スクワットでは、お尻の筋肉や太ももまでが鍛えられ、ほっそりする。逆にふくらはぎなど細くさせたいところの筋肉はつきにくいので、美しい下半身が出来上がると言うわけ。まさにこれこそが、ジムに通わなくて良い方法。スクワットはエクササイズの王様と言われるように、思いがけないほど多面的な効果を持っているのだ。

しかもこれを何回繰り返しなさいという決まりは無い。日中いつでも、まさしく思いついた時に行うだけ。1回にまとめてやるよりも、1日のいろんな場面で、ちょこちょこやったほうがむしろ効果的だと言うのである。ただ「思いついたら」というのも結構曖昧で、日常生活の中でも習慣化させるひと工夫は必要であると思う。そこで私は、ともかく毎日必ず行う絶対の習慣に組み合わせている。何日か組み合わせるうちに、体がそれを覚えてしまい、やらずにいられなくなる。いつの間にか習慣になっているのだ。

例えば、毎朝トーストが焼けるのを待つ数分間の間にこのゆっくり開脚スクワットを10回だけやっている。これで週に6日はいつの間にかやってしまっていたわけで、数週間で明らかにお腹が凹んだ気がするのだ。つまり、ジムに通っている時よりも、明らかな効果があった。生活に根ざした無理のないちょこちょこダイエットほうが、じつははるかに効果的だったということ。他にも歯磨きをするときに、つま先立ちをやってみたり。これも絶対の習慣と組み合わせることで、いつの間にか続いてしまっている“ながらエクササイズ“の理想形と言えるだろう。

もう一つの見事に楽なエクササイズが毎日の補整下着着用習慣

そしてもう一つ、見事に楽なエクササイズの理想形が、毎日の“補整下着”。下着による体型づくりも、以前からの“補正下着”のイメージを持ち続けていたら損をする。1日つけていても体を締め付けることがない。いやそれどころか、リンパの流れなどがむしろ良くなる印象。つけているだけで、ほっそりしてくると感じるのは不思議なほど。補整下着は、美しく洋服を着るためだけのものではない。それを身に付けること自体に、意味があること、忘れないで。

続かないから痩せない、痩せないから続かない、エクササイズやダイエットの最大の弱点をこんなに簡単に克服できるなんて。昔ながらの方法を信じて、続かないから諦める、などはナンセンス。負担ゼロの、幸せエクササイズで、今度こそ挫折なし、太りにくい体質を作って欲しい。

美容ジャーナリスト/エッセイスト 齋藤薫

女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『Yahoo!ニュース「個人」』でコラムを執筆中。新刊『大人の女よ!もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。

ダイアナの補整下着でプロポーションづくり

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